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ハーレム×ハーレム作者:ZUKI樹(ずきき)
出版社名:ティーアイネット
定価 :¥952 +税
書籍記載初版日:2007.09.30
カバー絵 vs 中身(ギャップ度):
ストーリーの萌え度:★★★★☆
●掲載内容(もくじ)
・マーチンクラブフェスタ 【属性:ハーレム】
・マーチンクラブフェスタ2 【属性:ハーレム】
・マーチンクラブフェスタ<ホリディ> 【属性:ハーレム】
・マーチンクラブフェスタ<フィナーレ> 【属性:ハーレム】
・イジワルな彼氏 【属性:主従】
・イヤよイヤよは好きのうち 【属性:学内トイレ】
・3人の優しい痴漢たち<前編> 【属性:痴漢電車】
・3人の優しい痴漢たち<後編> 【属性:4P】
★ピックアップ(おススメ)
・3人の優しい痴漢たち<後編>
中学の時の友達との約束を思い出していた。
「智花ちゃん、一緒の高校行こうね」
「うん」
「私達ずっと友達だよ」
「うん」
「じゃあ、指切り」
「約束だよ」
しかし、それは守ることが出来なかった。
智花の母親が自分の母校に通わせることに固執したからだ。
かなちゃんとの約束は破られ、そして智花は毎日1時間かけて電車通学をすることになった。
一ノ宮智花(いちのみやともか)の通う江珂学院はお嬢様学校である。
もちろん智花はその中には入りづらい部分があった。
ある朝、クラスメイトに話しかけられた。
「あら、一ノ宮さん。今日も電車通学?」
「うわー大変そう」
「車で送迎(そうげい)してもらえばいいのに」
「でも、私んち普通の家だから」
「あらごめんなさい」
くすくすと笑う声が後から聞こえてきた。
分かっているくせに、集団でこうやってからかってくる。
「でも電車には痴漢とかいるのでしょう?」
「さあ・・私はまだ会った事ないですが・・・」
「でも、それはそれで癪(しゃく)ではなくて?」
「だって痴漢されるほどの魅力がないって事でしょう?」
「あーっ」
一斉(いっせい)に笑いが起きた。
「そうだわ。私達で一ノ宮さんに協力しましょう」
「出会い系のサイトに書き込むの。『痴漢求む』って」
そういうと携帯を取り出した。
「大丈夫。江珂の制服を着てたらいっぱい集まるわ」
私は血の気が下がる思いがした。
『そんな・・・』
「ヤダ、本気にしちゃってる」
「冗談よ、冗談」
「実際に書き込んでも本気にする人なんていないでしょうけど」
そう言い残すとクスクスと笑いながら先に教室へ向かっていった。
私はしばらくその場から動けなかった。
翌日の朝、いつもの通学電車に乗るためにベンチイスに座っていた。
すると、男の人が2人寄ってきたのだ。
おじいちゃんとサラリーマンで、七三分けのメガネのサラリーマンが聞いてきた。
「それ江珂の制服ですよね」
「!!」
私はびっくりした。
「ちっ違うんです!あれは・・・」
すると、そこにもう一人現れた。
「へー、本当にいたんだ?痴漢されたい女子高生って」
声のする方を向いた私を見て若い彼はあれ?といった顔をした。
「君はたしか・・・」
呆然とする私の口からは空気のようにかすれた声が流れ出た。
「かなちゃんのお兄さん・・・」
すっかり日も落ちて暗くなった頃にサラリーマンの小川さんが誠のアパートにやってきた。
橘老人と誠と智花は同じアパートにいた。
ただ、智花は朝からずっとシャワー室に閉じこもりっきりということが空気を重くしていた。
「そうですか・・ずっと入ったままですか・・・」
心配そうに眉をひそめて誠に言った。
そのとき、シャワー室のドアが開いた。
バスタオルひとつ巻いただけの姿がそこにあった。
心配そうに智花を見る三人。
「あれ?三人そろってる」
不思議そうな顔をしていたと思うと、目から涙がこぼれ始めた。
「どうして・・」
泣きながら智花は続けた。
「どうして来てくれなかったんですかぁ!私、ずっと待っていたのに!」
三人はすこしうつむいてから目を見合わせた。
「初めは遊びだったんだ」
誠が話しはじめた。
「でも、智花ちゃんが頑張ってくれるから俺たち調子に乗っちまって・・行為もどんどんエスカレートしていくのに歯止めがきかなくなって・・・だから、取り返しのつかない事になる前にやめようって・・・」
「ごめん」
「こんな事になるなんて思わなかった・・・」
誠は智花の目を見ることが出来ないでいた。
「勝手ですよ」
「私、三人になら何をされても良かったのに・・そっそれなのに・・・」
涙が頬をとめどなく流れた。
「私っ・・・わたしっ・・・」
力無くしゃがみこんだ智花は床の上にうずくまった。
「あんな・・・あんな事・・・知らない人達に電車の中でっ・・・」
ふるえが止まらない。
「何度も何度もイッちゃいました。今までで一番気持ちよかったんです・・。イヤなのに写メ撮られて興奮しました・・。イヤなはずなのにお尻を犯されて感じちゃいました・・。」
智花の目から腕に足に床に涙のしずくがぽろぽろとこぼれた。
「オマンコも・・・・・誰でもいいからオマンコも犯してって思っちゃったんですよ?」
「もうだめです・・」
力無くこぶしをぎゅっとにぎり、最後の声をしぼりだした。
「こんないやらしい娘、誠さんも嫌でしょう?」
静寂が空間を包む。
「そうか。すまんかったの、気づいてやれんで」
橘老人が口火をきった。
「嬢ちゃんはもう取り返しのつかない所まで来とったんじゃのう」
「そんな体にしたのは私達です。だから、そんなに自分を貶(おとし)めないでください」
「でもっ!」
バンッ!
誠が智花に覆い被さるように壁を叩いた。
「あーっ、もうっ!だめとか嫌とか言うなっ!!どーでもよかったらこんなに・・・・・」
「くそっ、くそっ!」
自分に対しての怒りはどこにもぶつけようがない。
「わっ・・・私だって」
少し赤くなりなから泣く智花。
「はじめてのオマンコは」
「知らない誰かより三人のほうが・・・」
ぽろぽろと泣く智花の頭に手を置いた。
「バカァ・・泣くなよ・・・」
<続く>
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■萌山の想い入れ
いりいろなタイプの女の子達が一本の男根を求めてヤリまくります。果てには先輩を妊娠させ、そのポテ腹でやっちゃったりします。基本は女学生を中心に描いていますが、学内では保健室・トイレ・教室、学外では遊園地・電車で痴漢などといったバラエティーに富んだ内容ぎっしりの一冊にまとまっています。萌山はこれらの話に飽きがこなかったので、洗練された一冊と認定させていただきます。
↓次回の萌記事へのモチベーションにしたいと思います。
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